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内部要因

サイト名

サイト名(サイト名=タイトルタグ)はSEO対策の基本中の基本であり最重要項目です

被リンクとタイトルタグには密接な相関関係があります。そのためタイトルタグについて独特のノウハウを持っています。
そのタイトルタグのノウハウを全部公開していきます。
ただし、このページに書いてあることは絶対的に正しいことは保証できませんし、すべてのサイトに合うかどうかも分かりませんし、将来アルゴリズムが変わって通用しなくなるまたはすでに通用しない可能性もあることを最初に申し上げておきます。

タイトルタグとは?タイトルタグの例え話

タイトルタグとはhtmlソース上の<title>~</title>というタグで囲まれた部分を指します。タイトルタグをどうするかはSEO対策の基本中の基本であり最重要項目です。これから本格的にタイトルタグについて解説していきますが、その前にタイトルタグって何?という人のために例え話から入ります。

あなたは今本屋さんにいます。本棚にびっしりと本が並べられています。大量の本の中から自分が必要だと思う本をどうやって見つけ出すか。まずは本の側面に書かれてあるタイトルを見ますよね。本のタイトルを見て興味を引いた本を手に取って立ち読みをすると思います。そして、その本の内容が自分が求めているものかどうかを判断すると思います。webページのタイトルタグはこの本のタイトルに相当します。そのwebページに何が書かれてあるのかを検索エンジンとユーザーに伝える言葉がタイトルタグになります。

タイトルタグのノウハウには「狙ったキーワードで上位表示するためのノウハウ」と「クリック率を高めるためのノウハウ」があります。この2つノウハウについてこれから解説していきます。

タイトルタグで狙ったキーワードで上位表示するためのノウハウ

特定のキーワードで検索上位表示を望むのなら必ずタイトルタグの中にキーワードを含めてください。そうすればそのキーワードで検索した際にあなたのサイトが上位表示されやすくなります。タイトルタグにキーワードを入れたあとに圏外から上位表示されたサイトを過去何回も見てきました。

ナチュラルリンクをもらう観点からもタイトルタグにキーワードを入れたほうがいいです。というのは第三者がリンクするときはタイトルタグでリンクすることが多いからです。タイトルタグにキーワードが入っていればキーワードを含めてリンクされます。キーワードを含めてリンクされればそのキーワードの順位が上がりやすくなります。

注意点は当たり前ですが、キーワードに沿ったコンテンツを作成してください。コンテンツの要点となるキーワードをタイトルタグに含めてくださいと言ってもいいでしょう。タイトルタグとコンテンツにズレがあると順位が上がりにくいだけでなく、ユーザーの離脱率も高くなります。

タイトルタグに会社名だけはNG

「株式会社インターネット大家さんのホームページへようこそ」と「SEO対策するなら株式会社インターネット大家さん」はどちらがタイトルタグに適しているでしょうか。正解は後者です。たまにタイトルタグに会社名だけ記入しているサイトを見かけます。その会社が何の会社なのかすでに知っているユーザーなら会社名で検索してアクセスできますが、そうでないユーザーはそのサイトへアクセスする機会がかなり限られてしまいます。タイトルタグにキーワードを入れるのは必須です。

サイト内のすべてのページのタイトルタグにキーワードを入れる

トップページのタイトルタグにだけキーワードを入れて、下位ページのタイトルタグにはキーワードを入れていないサイトは意外に多いですね。それでは不十分です。グーグルはサイト全体を見て順位を付けます。サイト内のすべてのページのタイトルタグにキーワードを入れることは必須です。サイト全体がキーワードに特化していることをgoogleにアピールします。

ブログがSEO対策に強い理由は、ブログの個別記事のタイトルタグは「記事のタイトル|ブログ名」という構成になっていることが多いからだと思っています。ブログ名にキーワードを入れるとトップページとすべての記事のタイトルタグにキーワードが入ります。またトップページに戻るリンクはタイトルでリンクするためキーワードを含んでリンクされることでSEO効果が高まります。

被リンクと下位ページのタイトルタグとの関係

被リンクを付ける際はサイト内のすべてのタイトルタグに入っているキーワードで被リンクを付けると順位が上がりやすい。

実際にあった事例では、あるサイトのトップページにキーワードAで50リンク、キーワードBで50リンク、キーワードCで50リンクを付けるよう依頼がありました。その配分で被リンクを付けたところAの順位が上がりましたがBとCは圏外になりました。そのサイトはトップページのタイトルタグにはAとBとCが含まれていましたが、下位ページのタイトルタグにはAしか含まれていませんでした。下位ページのタイトルタグにもBとCを含めていればBとCの順位も上がったと思われます。

別の事例では「A B」と「A C」の複合語でそれぞれ50リンクづつ被リンクを付けるように依頼されたことがあります。指示通りに被リンクを付けたところ「A B」の順位は上がり「A C」では圏外になりました。サイトを拝見するとすべてのページのタイトルタグに「A」と「B」は含まれていましたが「C」は含まれていませんでした。すべてのページのタイトルタグの中にキーワードを入れておいたほうがいいです。

タイトルタグは短いほうがいい

タイトルタグは28文字以内で記述するのが理想です。それよりも長いと検索結果にタイトルが途切れて表示されます。絶対に途切れてはダメというわけでもないので、途切れてもいいのなら長くしても大丈夫です。途切れてもgoogleはタイトルタグ内のテキストはすべて認識しています。ここで問題なのが、多数のキーワードで上位表示させたいからといってタイトルタグにキーワードを詰め込むとSEO効果が分散されてそれぞれのキーワードで検索をかけたときに上位表示されません。タイトルタグはなるべく短くするほうがSEO効果を引き出すことができます。

被リンクの負荷とタイトルタグとの関係

被リンクを付けることがサイトにとって負荷になっています。サイトの体力以上に被リンクを付けると飛ぶことがあります。タイトルタグと完全一致したアンカーテキストで被リンクを付けるのがもっとも耐えてくれます。

例えば、タイトルが「私のSEO対策マニュアル」のサイトには「私のSEO対策マニュアル」で被リンクを付けると飛びにくい。キーワードで被リンクを付けるのがもっとも順位を押し上げる効果が高いので「SEO対策」で被リンクを付けたいところですが飛びやすいので、安全策を取ってタイトルでリンクするのも1つの方法です。

ここで重要なポイントは、タイトルタグが長いページほどキーワードリンクを付けたときに飛びやすい。例えば、キーワードを欲張って「SEO対策業者比較ランキング|安く!お得!口コミ!評判!」といった長いタイトルを付けているサイトに「SEO対策」で被リンクを付けるとすぐにリンク負けをして順位が下がります。

タイトルタグにないキーワードで被リンクを付けても飛びやすい。例えば、タイトルタグが「みんなのSEO対策入門」なのに「ホームページ制作」で被リンクを付けると同じ単語がタイトルタグに入っていません。タイトルタグに入っていないキーワードで被リンクを付けても効果は薄いです。この場合はタイトルタグを「みんなのホームページ制作とSEO対策入門」に変えるといいです。

タイトルタグにより近いアンカーテキストで被リンクを付けるほうが負荷に強くなります。例えば、「ホームページ制作会社比較ランキング申込」というサイトに「ホームページ制作会社比較ランキング申込」「ホームページ制作会社比較ランキング」「ホームページ制作会社比較」「ホームページ制作会社」で均等にリンクを付けると「ホームページ制作会社」「ホームページ制作会社比較」「ホームページ制作会社比較ランキング」「ホームページ制作会社比較ランキング申込」の順番で飛んでいきます。

もう一点、被リンクの負荷と複合語の近接度の関係について。例えば「ホームページ制作会社比較ランキング申込」というタイトルタグのサイトに「ホームページ制作会社 比較」「ホームページ制作会社 ランキング」「ホームページ制作会社 申込」で均等に被リンクを付けていくと「ホームページ制作会社 申込」「ホームページ制作会社 ランキング」「ホームページ制作会社 比較」の順番でリンク負けしていきます。複合語で被リンクを付ける際は、タイトルタグの中に複合語が近接しているのが望ましい。

タイトルタグはキーワードのみが最強

タイトルタグをキーワードのみにするのがもっとも強くなります。例えば「SEO対策」で上位表示したいのならタイトルタグには「SEO対策」とだけ記述して「SEO対策」で被リンクを付けます。「長崎市 歯医者」で上位表示を狙っているサイトはタイトルタグに「長崎市 歯医者」とだけ記入し「長崎市 歯医者」でリンクします。このやり方がもっともローリスクで順位を上げることができます。しかし、タイトルタグはキーワードのみというのは個性が出ません。

「装飾文字+キーワード」の勧め

上位表示を狙いながら個性も出せる裏ワザを紹介します。キーワードの先頭か最後に「☆」「?」「♯」「!」「□」「㈱」など装飾文字を付けたタイトルにします。googleは装飾文字は文字として認識しないので、googleから見て装飾文字付きのキーワードはキーワードオンリーのタイトルタグになります。これはSEO対策に強いです。事実「@節約」というサイトが「節約」で1位表示されていたり、「㈱SEO対策」というサイトが「SEO対策」で上位表示されていたことがあります(昔の話です)。

注意点は、装飾文字単体で検索して検索結果に表示されない装飾文字を使ってください。例えば「♯」は使ってもいいですが「#」は使ってはダメです。「#」は検索結果に出ます。「#」は文字として認識されているので「#」をタイトルタグに含めるとSEO効果が分散されます。

トップページへ戻るリンクはキーワードリンクが効果的

トップページへ戻るリンクを「TOP」とか「HOME」でリンクしているサイトは多いですが、私はキーワードを含んだアンカーテキストでリンクしたほうが効果的だと思っています。もっと言うとトップページへキーワードでリンクしたほうがもっともSEO効果が高いと思います。

長いタイトルタグでもキーワードリンクに耐える方法

タイトルタグは長くてもキーワードリンクの負荷に強くなる方法があります。すべての下位ページからトップページへ戻る内部リンクをキーワードリンクにします。これで強くなります。過去長い間「クレジットカード比較王 金融専門家が100種類以上からおすすめクレジットカードを徹底比較&作り方解説」というタイトルタグのサイトが「クレジットカード」で上位表示されていました。上位表示の秘訣は何か調べて考えたところ、そのサイトの下位ページからトップページへ「クレジットカード」で内部リンクしていることが効いていると考えました。

タイトルタグを変える

「タイトルタグは固定しておくのが良い」あるいは「タイトルタグを何回も変更すると検索エンジンからペナルティを受ける」というウワサがありますが、わたしの見解ではタイトルタグを変えることは良いと思っています。タイトルタグの変更はかなり強力な更新効果が認められます。

実際の事例では、あるサイトの「ホームページ制作なら〇〇」というタイトルタグを「ホームページ作成なら〇〇」に変えたあとに順位が上がったことを確認しました。また圏外へ飛んだあとタイトルタグを変えただけですぐに順位が復活したこともあります。最近も検証しました。キーワードは事情があってかけないのですが例えば、タイトルタグを「SEO対策と被リンク」から「SEO対策と上位表示」に変えたら劇的に「SEO対策」の順位が上がりました。

タイトルタグを変えるとき順位を上げたいキーワードを残すことがポイントです。頻繁にタイトルタグを変えても効果はありません。3~6か月に1回変えるのがベストです。

効率の良いタイトルタグの変え方

例えば「札幌 美容室」で順位を上げたい場合はこういう風に変えるといいです。

「札幌の大家美容室|安かろう良かろう」

「札幌の大家美容室|親切丁寧がモットー」

「札幌の大家美容室|髪が美しいと心も美しくなる」

上記の例では|より右のテキストを変えていますが、このようにあらかじめタイトルタグを変える場所を決めておくと良いです。

サイトの記事ページのタイトルタグは「記事のタイトル|サイト名」で表示されていることが多いので、サイト名を変えるだけで、すべてのページのタイトルタグを変えることができます。効率が良いですね。

上位表示されるたびにキーワードを増やす

例えば「札幌 リフォーム」「札幌 白石区 リフォーム」「札幌 円山 リフォーム」で上位表示したい場合、最初からすべてのキーワードをタイトルタグに入れるとSEO効果が分散されてそれぞれのキーワードで中途半端な順位になりがちです。そこで最初はキーワードを絞ります。上位表示されるたびに

「札幌のリフォーム」

「札幌のリフォーム|札幌,白石対応可」

「札幌のリフォーム|札幌,白石,円山まで派遣可」

とキーワードを増やしていきます。タイトルタグが長くなるのはマイナスですがタイトルタグを更新することはプラスに働きます。差し引きプラスになると思われます。

キーワードは先頭に

キーワードはタイトルタグの先頭に持っていったほうがSEO効果が高いです。例えば「ホームページ制作」で上位表示を望むのなら「大家さんのホームページ制作.com」よりも「ホームページ制作大家さん.com」のほうがいいです。しかし、キーワードを先頭に付ければ絶対的に有利になるわけでもないのでこだわる必要はないです。

地域ビジネス、店舗ビジネスは「地名+キーワード」がベスト

地域ビジネスの紹介サイトは「地名+キーワード」で上位表示されるのがベストです。例えば札幌で美容室を営んでいる方がお店を紹介するサイトを作った場合、タイトルタグには「札幌」と「 美容室」を含めることで、「札幌 美容室」で上位表示を目指すといいです。例:「札幌の○○美容室へようこそ」。

仕切り線は全角がいい

タイトルタグに仕切り線を入れる場合は、半角の「|」よりも全角の「|」を使うのが良いと考えています。その理由は半角の「|」はグーグルが文字として認識しますが、全角の「|」は文字として認識しないからです。タイトルタグに文字として認識しない記号を用いることでSEO効果が分散されるのを防ぎます。

記事内にタイトルを記述する

近年、タイトルタグの重要性が薄れてきています。タイトルタグにキーワードが含まれていても記事の中にキーワードが含まれていなかったら順位が上がりにくいです。だからといって記事内のキーワードを含めるのが難しいケースもあります。そこでテクニックとして記事の最後にタイトルを入れると自然です。例:「以上SEO対策に効くタイトルタグについての話でした」

キーワードを連呼する

その昔、タイトルタグを「SEO対策のSEO対策によるSEO対策のためのSEO対策」と付けるとSEO効果は高いのか考えたことがあります。一般的には何回連呼しても効果はないと言われていますが、私はキーワードの連呼はしないよりはしたほうがマシという程度に効果的だと考えています。といっても連呼のしすぎは見苦しいので、私はタイトルタグに2回キーワードを含めるのが良いと思っています。

上位表示しやすいタイトルタグの特徴

以下の言葉がタイトルタグに入っていると上位表示しやすい感触があります。
~とは?
~か?
~まとめ
公式
Q&A
専門

タイトルタグでクリック率を高めるためのノウハウ

どれだけコンテンツが素晴らしいサイトでもアクセスがなければこの世に存在しないに等しい。まずはユーザーにアクセスしてもらうことを考えましょう。タイトルタグはユーザーがアクセスするかどうかの一つの判断材料になっています。というのはタイトルタグは検索結果で見出しとして使われるからです。この見出しがあなたのサイトへアクセスするためのリンクになります。検索ユーザーは検索ページの見出しを見てあなたのサイトへアクセスするかどうかを決めます。

検索ユーザーの興味を引くタイトルタグを付けることでクリック率(CTR)を高めることは非常に重要です。クリック率が高くなることでアクセス数が増えます。アクセス数が増えれば売上が増えます。またgoogleはクリック率を見ていると言われています。クリック率が高くなることで検索順位が上がりやすくなるという人もいます。

以下クリック率を高めるためのタイトルタグのノウハウを紹介します。

タイトルに数字を入れる

タイトルに具体的な数字を入れると説得力があります。例:「クレジットカードの9割は解約していい」。

ネガテイブ表現を使う

人は前向きなタイトルよりも否定的なタイトルに興味を持ちます。例:「できる人は○○しない」、「〇〇で失敗する人の共通点」。例えば「他社より20%も電話料金が安いのでお得です」よりも「他社より20%も高い電話料金をまだ払い続けるのですか」のほうがインパクトが強い。やらないと損をするように言われると行わなければならないという強迫観念が生まれます。商用サイトはタイトルはネガティブだけどコンテンツはポジティブなページを作りましょう。例えば「楽天カードで損をしていませんか?」というタイトルを付けてポジティな内容で誘導すると良いです。

「購入してはいけない理由」「おすすめできない理由」 「悪い評判」 等々ネガティブな表現を使ってみてください。

命令形を使う

「待て!」とか「早まるな!」などのようにタイトルに命令形を含めるとインパクトが出ます。例:「早まるな!クレジットカードを申し込む前に教えたいことがある」。物販サイトであれば「ちょっと待て。〇〇を買う前に教えたいことがある。」が良いです。実在するブログ名ですが「まあ待て、ブログを借りる前にここを読め。」というタイトルはセンスがいいと思いました。「〇〇するな」と禁止するタイトルもなぜ○○してはいけないのか興味を引きます。

 

「無料」を含める

タイトルに「無料」を含めるといいです。例:「無料でできるSEO対策」。

不要な語句を削る

「食事制限なしで30日で10kg痩せる」よりも不要な語句を削った「食事制限なし、30日 -10kg」のほうが訴求する内容な強調されて見えます。リスティングに良さそうですね。 SEO対策をテーマにしたサイトタイトルを考えてみました。例:「seo、上がる、安定、ペナルティなし」

タイトルの一部を伏字にする

例:「〇〇するだけで痩せるダイエット術」。情報商材でよく使われる表現です。ちょっと怪しいです。

キーワードを羅列したタイトルタグはマズい

「不要な語句を削る」の解説とやや矛盾しますが、例えば「SEO対策 アクセスアップ 上位表示」をタイトルに付けるなどキーワードの羅列は良くない。不自然なタイトルなので人が見て興味がわきません。クリック率が低くなります。以前、SEO効果を狙ってタイトルタグにキーワードを羅列にしたあと順位が下がりました。近年、タイトルタグにキーワードの羅列したページを見かけないので、キーワードの羅列はSEO的にもマズイです。

最低から最高を演出する

例:「チビ・デブ・ハゲでビンボーな僕でも巨万の富と美女を得ることができた!その方法とは?」。情報商材でよく使われる表現です。かなり怪しいですが有効です。

期待外れなタイトルはNG

タイトルが過激な割には内容がありきたりだとユーザーががっかりしてすぐに帰ってしまいます。

通販系サイト、LPの一番上部に書くテキストは「◉◉をお探しですね?◉◉って本当にイイのか?不安ですよね」的な表現が一番強い。そもそも検索は「不安」を打ち消すための行為でもあるのでユーザーの「言葉にしない悩み」をズバリ表現してあげることで滞在率は高まるし、精読率もあがります。

《私がダイエットで痩せなかった理由》  これが強い広告の典型(ダイエット商材を売る場合)「同じような悩みを抱えている人」=「ダイエット挫折経験者」に強くPRできる。あとはコンテンツの問題をクリアすれば「相応しい人」は呼び込めているので売れる。

クリック行為において、ユーザーは「おそらく、こうなるだろう・・」という感覚を無意識にかつ自然に持っている。提供者側はその感覚を読みとる努力が大事だ。ユーザーの想定の範囲を超えすぎると即離脱。特にスマホ媒体は顕著。スムーズに違和感なく。

 

 

更新頻度

更新を続ける少数精鋭のページだけで固めるべし

今はどのようなサイトがSEO対策に強いのか。一言で言い表すと更新を続けるページだけで固めているサイトが強いと思います。

新規ページを作った直後はSEO的にマイナスからスタートすると考えています。新規ページは既存のページから内部リンクを受けることで内部リンクがない状態よりも高い順位でスタートを切ることができますが、既存のページにとっては新規ページはマイナスに働いています。 だから短期間に大量に新規ページを増やすと順位が下がります。

新規ページは作ったあと時間の経過と更新を続けることで既存のページにとってもプラスに転じると考えています。更新することでそのページの評価が高まり、サイト全体の評価が高まります。更新の中でも特に有効なのが追記して長文化していくことです。その際、上位表示したいキーワードや共起語、関連性が高い発リンクをできるだけ多く盛り込むとSEO効果が高い。

ページは作ったら終わりではない。更新していくことを考えます。新規ページを作る際はその後も更新を続けることが前提のページを作ることがポイントです。そういう意味ではSEO対策よくある質問や事例記事ページのページを作るのは非常に有効です。更新ネタはokwave、教えてgoo、yahoo知恵袋、はてな検索などで探せば無限に手にはいります。

ページ数は増やしてもいいのですが、作りっぱなしで更新まで手が回らないと足を引っ張ることになります。
サイト内のすべてのページを定期的に更新するけどページ数は増やさないが最強に強いサイトが出来上がります。

すでにページ数が多いサイトを持っていて定期更新ができていないサイトどうすればいいのか。もっともいい解決策は似たようなトピックの記事同士を統合することでページ数を減らすです。削除したページは統合したページに301リダイレクトします。これで99%統合先のページの順位が上がります(あえてページ数が多いサイトを運営しながら、ある日、ページ数を減らして統合先にリダイレクトするのもうまい方法です)。

しかし、いくら少数精鋭のページで固めたサイトがいいといっても、さすがに1ページでは順位は上がっていかないと思います。順位が不安定なページに内部リンクを追加したあと順位が安定した経験があります。適度な内部リンクは必要です。

何ページがベストかははっきりしませんが、一つの目安として1か月に1回は更新したほうがいいので、例えば1日1ページづつ更新して1か月で一周できる30ページ程度がちょうどいいかもしれません。

テキスト

最近の傾向として、順位を上げたいページのテキスト量が多いサイトが上位表示に有利な感触があります。テキスト量が少ないと被リンクを付けても順位が上がらない傾向があります。

上位表示したいのなら長文記事を書こう

今のgoogleで上位表示を望むのなら長文記事を書くことが必須になっています。googleはテキスト量が多いサイトを評価します。テキスト量が多くしないと順位は上がっていかないんですね。上位表示されているライバルサイトと自分のサイトのテキスト量を比較して、ライバルサイトよりも長い文章を書くことが一つの目安になります。

googleが評価するテキスト量の最低ラインが2000字で基本的に文章が長ければ長いほど評価されます。

「SEO対策にテキスト量は関係ない。ユーザーが満足するコンテンツを…」という記事を見かけることもありますが、テキスト量が多いページが検索上位を占めている現状を考えると、上位表示を目指すのならできるだけたくさん書いたほうがいいでしょう。

また、SEO対策に効くリンクの中でページ数を増やせば増やすほどgoogleの評価が厳しくなっていると言いましたが、そのことを踏まえるとページ数はあまり増やさずその代わりに1ページ当たりのテキスト量を増やすとうまくいくと思います。

キーワードの出現率

長文記事だからといってただちに上位表示されるわけではありません。昔から言われていることですが、記事の中で上位表示したいキーワードの出現率を高めることで上位表示されやすくなります。

実際にあった事例では、あるページにキーワードAとキーワードBでそれぞれ被リンクを付けたところ、キーワードAは飛び、キーワードBは順位は上がりました。ページ内でそれぞれのキーワードの出現回数を調べると、キーワードAの出現回数は少なく、キーワードBの出現回数は多かったことが目に付きました。ページ内でキーワードAの出現回数を増やしたところキーワードAの順位が復活し、飛ぶ前よりも順位が上がりました。

キーワードの出現率は今はSEO効果がないと言われることがありますが、今でも効果があると思っています。

googleから評価されるための共起語とは

記事の中にたくさんの「共起語」を含めることもgoogleから評価されるコツです。共起語とはキーワードとセットで出てくることが多い言葉のことです。例えば「学校」について詳しく説明するページを作るのなら必然的に「先生」「生徒」「部活動」「いじめ」「受験」「偏差値」などの共起語が一緒に出てきます。googleは専門的なページを高く評価するため、たくさんの共起語が含まれているページが上位表示されやすくなっています。

したがって、長文記事だからSEO対策に有利というよりも長文記事は共起語がたくさん含まれていることが多いからSEO対策に有利と言い表したほうが正確です。言い換えると長文というだけで共起語がまったく含まれていない記事は順位が上がりにくい。

共起語が多いと順位が上がりやすいメカニズム

今、「FX」や「カードローン」「クレジットカード」などのようなビッグキーワードでは上位表示することが難しくなっています。上位表示どころか順位さえも付かないケースが増えています。しかし、ページ内にできるだけたくさん共起語を盛り込むことで最終的に単独キーワードでも上位表示されるようになります。その理由を説明します。

googleはユーザーが検索をかけたキーワードおよびキーワードの組み合わせをデータとして取っています。googleはそのデータを元に共起語を認識することで、より多くの共起語が含まれるページの順位を上げていると考えています。単純に共起語が含まれているから順位が上がるというだけでなく、ユーザーから検索されることでそのページの評価が上がっていき、より難易度が高いキーワードでも上位表示されるようになると思っています。

例えば、「SEO対策 札幌」で検索をかけるユーザーが多ければ、「札幌」は「SEO対策」の共起語なんだろうとgoogleは認識します。その結果、googleは「SEO対策」のページの中に「札幌」が含まれているページの順位を上げようとします。

例えば、「SEO対策」についてのサイトを立ち上げたとします。最初から「SEO対策」で上位表示を狙っても無理ですし順位も付かないと思います。そこで最初はどうするか。「wordpressやアメブロなどのSEO対策」というタイトルを付けてページ内にも「wordpress」「アメブロ」「SEO対策」を含めます。「wordpress アメブロ SEO対策」の3つの複合語で上位表示されることは簡単です。実際にユーザーが「wordpress アメブロ SEO対策」で検索をして上位表示されることでそのページの評価が上がります。「wordpress アメブロ SEO対策」で上位表示されれば、「wordpress SEO対策」や「アメブロ SEO対策」でも上位表示されやすくなります。「wordpress SEO対策」や「アメブロ SEO対策」でも上位表示されれば「SEO対策」1語でも上位表示されやすくなると考えています。

抽象的に説明すると、最初からキーワード「A」で上位表示することは難しいので、まずは「A」と一緒に検索されそうな「A B C」の複合語で上位表示を目指します。実際にユーザーが「A B C」で検索して上位表示されることでそのページの評価が上がり、「A B」や「A C」でも上位表示されやすくなります。 「A B」や「A C」で上位表示されたら、「A」でも上位表示されやすくなるアルゴリズムが組まれていると考えています。

必然的に長文記事が有利になりますね。長文記事はさまざまなキーワードが含まれているので、「A」を含むさまざまな複合語でヒットします。長文記事を書くことで最後には「A」1語でも上位表示されるようになります。長文記事だから順位が上がるのではなく、共起語がたくさん含まれている記事は結果的に長文になるから順位が上がりやすいと考えています。言い換えると共起語が含まれていない長文記事は順位は上がらないと思います。

共起語以外の関連語

関連語が記事の中にあるとSEO対策に強くなります。先ほど取り上げた共起語は関連語の中の一つです。関連語は共起語のほかに同義語、類義語があります。

共起語、同義語、類義語の違いは下記の通りです。

■共起語:キーワードとよく一緒に出てくる言葉です。例えば「SEO対策」と「google」は共起語です。
■同義語:キーワードと同じ意味で異なる言葉です。例えば「SEO対策」と「検索エンジン最適化」は同義語です。
■類義語:キーワードと意味が似ている言葉です。例えば「SEO対策」と「SEM対策」は類義語です。

共起語、同義語、類義語を区別して理解する必要はありません。記事を書く際に検索順位を上げたいキーワードと関連性がありそうな言葉を記事の中に盛り込むことを意識しておいてください。

長文SEOの問題点

最後に長文記事の問題点について。すべてのユーザーが長文記事を求めているわけではありません。ひたすら長文化している私が言うのもなんですが、簡易明快な答えを求めているユーザーにとって長文記事はうんざりしていると思います。あまりにも長い記事はページを分けたほうがユーザーに優しいのですが、googleが長文記事を高く評価するためそれができないのがもどかしい。将来「長文すぎて内容が薄い。はい、ペナルティ」というアルゴリズムに変わらないかなと思っています。

特にスマートフォンユーザーにとって長文記事はフレンドリーではありません。スマホはパソコンと比べると画面が小さいため一度に表示できるテキスト量が少ない。スクロールすることが煩わしいことこの上ないでしょう。ジャンルによっては長文記事と成約率は反比例するのが悩ましいところです。

 

リライトから始める

知識がある人なら共起語をもとにキーワードに沿った記事を作成することができますが、知識がない人は共起語を見ただけでライティングに取り掛かることは不可能です。知識がない人はどうすればいいか。狙ったキーワードですでに上位表示されている記事をリライトしてください。上位表示されている記事はgoogleが高評価している記事です。ユーザーが求めている答えが書かれていることが多い。すでに上位表示されている記事は良いお手本になります。Weblio辞書などを使って上手に書き換えてください。十分にリライトした記事を公開すれば法的には著作権侵害にはなりません。

原文とリライトした記事は内容は同じです。リライトすることで法的な問題はクリアしても第三者から見て原文を読むこととリライト記事を読むことに何の違いがあるのか。短期的には違いはありませんが、リライト作業を続けることで結果が違ってくると思います。

近年、大学でウィキペデイアに書かれてある内容をまるごと転載してレポートとして提出する学生が後を絶たないことが問題になっています。これは転載することが問題というよりも読まなくても転載できることが問題なんですね。転載するだけだったらコピー&ペーストで幼稚園児でもできます。一方、リライトするためにはテキストを読んで内容を理解しなければいけません。リライトができるということは書いてある内容を理解できていることになります。

実はサンプルとして挙げた記事は、こちらの記事をたたき台にして作成しました。記事を作ったあとに共起語検索ツールを使って共起語を取り込みました。しかし、単なるリライトには留まっていません。原文には「SEO対策を実施する企業などは、多額のお金をかけて検索サイトの動向を調査しています」とありますが、私は個人でも安価にSEO対策の検証を行うことができることを知っているので「SEO対策の検証には特別なスキルや多額のお金は不要です。」と記述しました。私はSEO対策の知識や経験が豊富なので、原文とは異なる見解を書くことができるんですね。ほかにも原文にはない内容をサンプル記事に含めています。

「学問は模倣からは入る」ということわざがあります。最初はリライトをするのが関の山ですが、リライトを重ねていくうちにどんどん知識が頭の中に増えて定着していきます。そして、最後は自分で考えて自分の言葉でライテイングができるようになります。

文章テンプレートを使う

どうやって記事を書けばいいのか。ライティングに関するノウハウ記事や本はいくらでも見つかりますが、文章テンプレートに埋めていくのがもっとも実践的です

とりあえずの国語力(石原大作著)の中で解説している「イシハラ式ラクラク作文シート」が有用だと思ったので紹介します。

下記のテンプレートの空欄を埋めることで文章が出来上がります。

—————————————————————

01 主張 私は(______)の(______)について(______)と考えます。

02 根拠 なぜなら(______)だからです。

03 定説 一般に(______)とされています。

04 権威付け (______)によれば(______)とされています。

05 具体例 たとえば(______)です。

06 事例 かつて(______)ということがありました。

07 比喩 まるで(______)のようなものです。

08 疑問 なるほど、たしかに(______)という面はあります。

09 反論 しかし(______)ではないでしょうか。

10 繰り返し それゆえ(______)すべきなのです。

—————————————————————

文章テンプレートさえ使えばラクラク記事を書けるというわけでもなく、文章テンプレート通りに記事を書けるわけでもありませんが、文章テンプレートはないよりもあったほうが書きやすいと思いました。

記事のネタを見つける方法をいくつか提案します

■上位表示サイトから探す
自分が上位表示を狙っているキーワードですでに上位表示されているサイトから記事のネタを探します。上位表示されているサイトは内容も優れていることが多い。

■Q&Aサイトから探す
Q&Aサイトはユーザーが何を知りたいのか調べるのに重宝します。Q&AサイトはYahoo知恵袋、okwave、教えて!goo、2chが定番です。

■書籍ら情報収集する
本は網羅的、体系的に書かれてあるので、自分が弱いところを補うことに適しています。初学者にもお勧めです。ただし、網羅的であるためにメリハリが付いていないことが多い。

■twitterで探す
時事的な情報はtwitterのタイムラインから拾うと効率が良い。

一歩進んだgoogle検索方法

googleの検索欄に普通に調べたいキーワードを入れて検索をかけることは誰でもやっています。私が普段からよく使っている一歩進んだgoogleの検索方法を教えます。

■隠れているページを検索結果に表示させる
googleの検索結果には同じドメインは通常1つか2つしか表示されません。隠れているページの中に貴重な情報が含まれているかもしれません。そこで検索結果URLの最後に「&filter=0」を付け足して検索をかけます。隠れていたページが表示されます。

■サイト内検索をかける
「site:http~ (キーワード)」で検索します。そのドメイン内でgoogleが評価している順番にページが表示されます。

■pdfだけ検索する
「filetype:pdf (キーワード)」でpdfだけ検索することができます。政府機関や医療機関は貴重なデータをpdfで出すことが多い。

※サイト内検索、pdf検索はURLとキーワードの間には半角スペースを入れてください。

更新の意義について

oogleには新しいページを優先的に上位表示させるようなアルゴリズムが組まれています。言い換えると時間が立つと古いページはじょじょに検索順位が下がっていきます。そこで古くなったページは更新してください。ページを更新することで順位は回復します。最新の情報を掲載していることをgoogleに伝えることになるからです。検索順位が伸び悩んだときも更新するといいです。順位が上がることがあります。

なぜGoogleは更新を重視するのか

私はネット上のSEO対策の記事を読む際に必ず記事の作成日を見ます。SEO対策の記事の作成日はかなり重要です。なぜならSEO対策は変わっていくので、昔のSEO対策は今では通用しなかったりすることがあるからです。SEO対策に限らず社会は移り変わっていきます。一般的にユーザーは最新の情報を求めています。

例えば「甲子園」で検索をかけるユーザーの中で50年前に行われた甲子園について調べたいユーザーはごく少数でしょう。直近に行われた甲子園あるいはこれから行われる甲子園について知りたいユーザーが多いことは想像に易しい。もう一例挙げると、法律の改正が行われた場合、改正前の法律について解説してあるサイトは現在は誤りが含まれていることになります。法改正に対応した法律サイトを上位表示させたほうがいいですよね。

Googleは更新を重視するのは本家本元サイトを上位表示させたいからというのもあると思います。ネット上にはコピー記事があふれています。コピー記事よりも本家本元の記事を上位表示させるほうが合理的ですよね。コピー記事と本家本元の記事は何が違うか。本家本元の記事は通常更新をしていきますが、コピー記事は更新はありません。更新される記事が本家本元の記事だという推測が働きます。

別の見方をするとgoogleはその記事は管理人本人が書いたものかどうかを重視しているような気がします。本人が書いた記事はオリジナル記事であることが間違いないからです(他人が書いた記事はもしかしたら盗用かもしれない)。自分が書いた記事は自然と更新ネタがわいてきます。時間が立つと「あの表現をもっと分かりやすく書こう」とか「ここをもっと詳しく書こう」という思いが出てきます。実際、私は自分で書いた記事はあとで校正や追記をしています。一方、他人に書いてもらった記事はアップしたらそのあとは放置しがちです。自分で書いた記事は更新がありますが、他人に書いてもらった記事は更新がありません。そういった観点からもgoogleは更新を重視していると考えています。

グーグルは「更新がないサイト=偽物サイト」という評価をしているのではないかと考えています。なぜなら偽通販サイトは正規の通販サイトの画像やデータを丸ごと転載したあとは更新をしないからです。偽物サイトは上位表示させたくない。本物サイトを上位表示させたいという観点からも似たようなサイトが複数あった場合、更新を続けているサイトを優先的に上位表示させるほうが合理的ですよね。もちろん更新がない本物サイトもあるわけですが、そういうサイトは切り捨てる方針なのかもしれない。

更新を重視しているということはもっと長い目で見ると運営歴を重視しているという意味になります。これは肌で実感していることですが、同じように被リンクを付けても運営歴が長いサイトほど順位が上がりやすいですね。なぜgoogleは運営歴を評価するのか。運営歴が長いサイトほど信用できるサイトだという推測が働いているからです。創業年数が会社の社会的信用度を測るうえで一つの指標になっていることと同じ理屈です。

詐欺サイトは長く運営されることはない。googleが運営歴を重視する理由は、詐欺サイトを上位表示させないという意図があると思われます。実際「シャネル 財布 メンズ」で検索したところ9件しか表示されていません。 1位のサイトをWayback Machineで調べてみると2010年8月31日から運営されていることが分かりました。今は一般的なキーワードでも300件ぐらいしか表示されません。

最近新規に作ったサイトはインデックスされにくいし、インデックスされても運営歴が短いサイトは上位表示されにくい。順位さえも付かないのはgoogleの仕様です。長くサイト運営を続けていけば、そのうち上位表示されるかもしれません。

更新とは何をすればいいのか

具体的に更新とは何なのか。SEO対策に効果がある更新とは記事の追加、記事の一部削除、リライト、タイトルタグの変更、テンプレートの入れ替え、リンクする、リンクを削除などソース(html)が変わる更新であればすべてSEO効果があります。です。特にタイトルタグの変更はSEO効果が高いことはSEO対策に効くタイトルタグで解説しています。

更新する対象は、順位を上げたいページはもちろん順位を上げたいページにリンクしているページ、順位を上げたいページからリンクしているページも対象になります。すなわちリンクを通してつながっているページ全部を更新するのがもっともSEO効果が高くなります。

近年のgoogleは更新の重要性が大きくなっています。一昔前のgoogleはすでにインデックスされているページからインデックスされていないページへ被リンクを付けるだけでインデックスしてくれました。今のgoogleはインデックスを渋ります。サイトをアップしたあと被リンクを付けてもなかなかインデックスしてくれません。時間差で更新をすることでやっとインデックスしてくれます。時間差で更新することでgoogleの評価が上がってインデックスされると解釈しています。

googleは長文記事を評価すると言いましたが、長文だから評価されるのではなく時間差で追記をして長文化したから評価されると考えたこともあります。つまり評価されているのは長文じゃなくて更新履歴だと考えたこともありますが、長文と更新履歴どっちも評価していると思います。

SEO対策に効く更新のポイント

Wikipediaはどのようにページを更新してきたのか履歴を取っています。実はgoogleもwebページの更新履歴を取っています。例えば、タイトルタグを削除したあとも削除したはずのタイトルタグ内の文字列が検索結果に表示されます。タイトルタグがないため困ったgoogleはそのページの過去の状態を参照しているのです。googleは過去から現在までそのページがどのように変化してきたのか見ています。それがどのような意味を持つのか説明します。

例えば、ページ内容を次のように書き換えます。

誰でもできるSEO対策を説明しています。
    ↓
無料で実践可能なSEO対策を解説しています。
    ↓
サルでも分かるSEO対策のページです。

ページ内容を変えても「SEO対策」のいうキーワードはいつまでも残っています。ということは、このページは「SEO対策」というキーワードがとても重要なのだろうとgoogleは認識して、「SEO対策」で順位が上がりやすくなります。すなわち更新をしたときに上位表示したいキーワードを残すことがポイントです。

これはリンクについても同じことが言えます。ページを更新しても発リンクが外れない場合、そのリンクは価値があるリンクだとgoogleは判断します。その結果、更新をするたびに発リンク(リンク先から見れば被リンク)の効果が高まります。

 

その他SEO対策に効くライティングのノウハウ・テクニック

低品質なページかどうか客観的に調べる方法

今はサイト内に低品質なページがあるとサイト全体の評価も下がります。低品質なページかどうかをどうやって判断するのか。そのページのタイトルや文章の一部で検索をしてそのページが上位表示されているかどうかを確認します。上位表示されているページはグーグルから評価されているページです。もし上位表示されていなければ低品質なページになります。低品質なページはリライトしたり、追記したり、削除したり、他のページと統合するなどしたほうがいいでしょう。

ぜんぜん知らないことについて長文記事を書くコツ

ぜんぜん知らないことについて長文記事を書く場合、どのようにして取り掛かればいいのか?ネットで検索してもっとも詳しく書かれてある記事を探します。読んで理解して要約します。要約した記事に他の同一テーマの記事を参考にして追記していきます。要約が面倒だと言う人は、ネットで検索してもっとも簡潔に書かれてある記事を見つけます。その記事に他の同一テーマの記事を参考にして追記していきます。

更新日を入れる

ページの中に更新日を記入することはSEO効果があると思っています。
その理由はスニペット(検索結果タイトル下の説明文)に日付が表示されていることをよく見かけるからです。googleは更新日を見ています。もちろん更新日は新しいほうがいいと思います。

文字装飾の勧め

文字装飾とは文字を太字にしたり色を付けたり文字に装飾を施すことです。私は文字装飾はSEO対策に効果的だと思っています。気合を入れて書いた記事は文字装飾をしていることが多い。文字装飾された記事をgoogleは評価している可能性が高いと考えています。事実、このSEO対策に効くシリーズも文字装飾をしたあとに「SEO対策」で順位が付きました。

拙速は巧遅に勝る

いくら完璧な記事を書こうとしても完璧になりませんし、完璧を求めていたら終わりがないですし、そのときは完璧だと思っても時間が立ったら完璧でなくなります。

最初からいい記事を書こうとは力まないほうががいいと思います。気が重くなって筆が進まないからです。最初はあまり気が利いたことが書けなくても気にしないで書き続けましょう。とりあえず気づいたことはどんなささいなことでも書き残すことが大事です。書くことで前進していきます。書き残しておけばあとでもっと詳しく書き改めたり校正したりしてより良い記事に仕上げることができます。しかし、書き残しておかなかったら書くネタさえも忘れてしまいます。

記事は7~8割完成したら公開しましょう。あとで時間に余裕があれば推敲や追記をすればいいと思います。

他サイトから引用する

他人が書いた記事を引用します。自分で記事を書かずにコンテンツを増やせるのでラクであります。引用する際は必ず引用元のページに発リンクしましょう。ナチュラルリンクがもらえるので引用元のサイト運営者は喜びます。関連性があって評価が高いページに発リンクすれば自分のページの順位も上がりやすくなります。引用元ページと引用先ページのどちらにとってもメリットがあります。

更新履歴を稼ぐ

最初に全部の記事をアップしてその後放置しているサイトA。時間をかけて少しづつ記事をアップしていったサイトB。 サイトAとサイトBが最終的にはまったく同じコンテンツになる場合、サイトAよりもサイトBのほうが上位表示されると思います。

SEO対策を考えるのならすでに完成されている記事でも、一度にすべての記事をアップするより記事を分割して少しずつアップしていったほうがgoogleの評価が高くなります。サイト完成まで時間がかかるのが欠点ですがね。

作成途中のサイトでも公開したままにしておくことでインデックスさせたほうがいいと思います。完成するまで「このサイトはただいま工事中です」と一筆書いておけばいい。未完成のサイトでもインデックスさせておきそのあとサイトを完成させて更新履歴を稼ぐことを考えましょう。

漢字とひらがなのバランスに気を配ると、文章が読みやすくなります。漢字が多すぎてもダメ、ひらがなが多すぎてもダメ。ターゲットに合わせた漢字の含有率が大切です。

色を使う際は、読み手の脳への負担を少しでも減らすために、色分けルールを徹底します。うちでは道路標識の配色を基準に、赤は警告や禁止などの表現、青(紺・水色)は「進め」の意味で肯定的な表現で使っています。

googleから良質なサイトを作るためのアドバイス
(抽象的な説明もあるため具体的な施策に結び付けにくいところもありますが)少し古い記事ですがgoogleから良質なサイトを作るためのアドバイスがあったので引用します。
・あなたはこの記事に書かれている情報を信頼するか?
・この記事は専門家またはトピックについて熟知している人物が書いたものか? それとも素人によるものか?
・サイト内に同一または類似のトピックについて、キーワードがわずかに異なるだけの類似の記事や完全に重複する記事が存在しないか?
・あなたはこのサイトにクレジット カード情報を安心して提供できるか?
・この記事にスペルミス、文法ミス、事実に関する誤りはないか?
・このサイトで取り扱われているトピックは、ユーザーの興味に基いて選択されたものか?それとも検索エンジンのランキング上位表示を目的として選択されたものか?
・この記事は独自のコンテンツや情報、レポート、研究、分析などを提供しているか?
・同じ検索結果で表示される他のページと比較して、はっきりした価値を持っているか?
・コンテンツはきちんと品質管理されているか?
・この記事は物事の両面をとらえているか?
・このサイトは、そのトピックに関して第一人者(オーソリティ)として認識されているか?
・次のような理由で個々のページやサイトに対してしっかりと手がかけられていない状態ではないか?
・コンテンツが外注などにより量産されている
・多くのサイトにコンテンツが分散されている
・記事はしっかりと編集されているか? それとも急いで雑に作成されたものではないか?
・健康についての検索に関し、あなたはこのサイトの情報を信頼できるか?
・サイトの名前を聞いたときに、信頼できるソースだと認識できるか?
・記事が取り上げているトピックについて、しっかりと全体像がわかる説明がなされているか?
・記事が、あたりまえのことだけでなく、洞察に富んだ分析や興味深い情報を含んでいるか?
・ブックマークしたり、友人と共有したり、友人にすすめたくなるようなページか?
・記事のメインコンテンツを邪魔するほど、過剰な量の広告がないか?
・記事が雑誌、百科事典、書籍で読めるようなクオリティか?
・記事が短い、内容が薄い、または役立つ具体的な内容がない、といったものではないか?
・ページの細部まで十分な配慮と注意が払われているか?
・このサイトのページを見たユーザーが不満を言うか?
引用元:Google ウェブマスター向け公式ブログ: 良質なサイトを作るためのアドバイス

お客さんから信用されるライティング術

ビジネスは信頼関係で成り立っています。いくら「この商品は素晴らしい!」と宣伝しても、お客さんから怪しいと思われたら売れません。特にお客さんと対面しないネットビジネスではリアルビジネス以上に信用に気を遣う必要があります。

お客さんから信頼を勝ち取るためにはどうすればいいか。いくつかポイントがあるので紹介します。

■情報量は多いほうがいい
私は楽天で何度かイスを買ったことがありますが、振り返ると情報量が多いイスばかり購入しています。情報量が多いと購入するだけの価値があるかどうかの判断材料が多いことになります。商品に関する情報はたくさん載せたほうが売れます。

■マメに情報を発信する
私は毎日twitterでSEO対策についてつぶやいています。このことはかなり被リンクサービスの売上につながっていると思っています。有益なツイートを発信するから信用されるという面もありますが、何回も私のtwitterを見に来ることで私を好きになっていくんですね。このことは心理学で「単純接触効果」と呼ばれています。

■数字を載せる
「ほとんどの高校生がスマートフォンを所有している」と記述するよりも「高校生の94%がスマートフォンを所有している」と書いたほうが説得力があります。数字の裏付けもセットで提示することでさらに説得力が上がります。

■悪い面も伝える
商品にはいい面もあれば悪い面もあります。疑い深いお客さんはいい面だけ伝えると「話がうますぎる」と不信に思うことがあります。ときにはマイナス面にも言及しながら売り込むほうが信用されます。

■第三者の声を掲載する
自分のところの商品をよく言うのは当たり前です。自画自賛だけではなかなか信じてもらえません。お客さんの体験談や権威がある人の推薦を掲載するといいです。

■顔写真を掲載する
私の近所のスーパーでは、陳列してある野菜に生産者の名前と住所と顔写真が掲載されています。どこの誰が野菜を作っているのか分かるので安心感があります。webサイトでも同じことが言えます。運営者の顔写真を掲載しましょう。

運営歴

運営歴の比重が大きくなっている

「SEO対策は長期的に取り組むものである」
SEO業者がよく言うセリフですが、すぐ順位が上がっていた時代はそう言って時間稼ぎをして、客から末永く金を引っ張り続けるための方便だろうと思っていました。今は本当に結果が出るまで時間がかかるようになりました。

今は内部SEO対策も外部SEO対策も運営歴がかなり大きな比重を占めています。運営歴とは時間の経過と更新履歴のことです。

SEO対策には時間の経過が必要です。だからといって放置しているサイトはいつまで経っても検索順位は上がっていきません。また、いくら更新が重要だと言っても1日に何回も更新したところで目立ったSEO効果はありません。1週間に1回でも1か月に1回でもあるいは3か月に1回でもいいので定期的に更新することでサイトの順位が上がっていきます。

サテライトブログからメインサイトへリンクしているSEO効果も同じことが言えます。サテライトブログを作って被リンクを付けておしまいではもうSEO効果は期待できません。サテライトブログを作ったあとも定期的に更新することで被リンクのSEO効果が大きくなっていきます。

HTMLタグ

SEO対策に有効だと言われているタグは下記があります。

・meta description
・meta keywords
・見出しタグ
・alt(オルト)属性
・強調タグ(strongタグ,emタグ)
・リストタグ

その中で、実際に渡しが利用しているタグは

・meta description
・見出しタグ
・強調タグ(strongタグ,emタグ)
・リストタグ

の4つだけです。

meta description

HTMLタグの中でぜひ覚えておいてほしいのが、meta descriptionです。meta descriptionにはSEO効果はありませんが、クリック率に影響します。meta descriptionはソース上の<head>~</head>内に次のように記述します。
<meta name=”description” content=”ページの説明文”>
※「ページの説明文」の部分にページの説明文を記入します。

meta descriptionに記入した文章は検索結果のタイトル下のスニペットと呼ばれる部分に表示されます。meta descriptionには上位表示したいキーワードを含めましょう。そのキーワードで検索した際にスニペットの中のキーワードが太字で表示されます。ユーザーは何について書いてあるページなのか分かりやすくなります。

meta descriptionを加えたからといって検索順位が上げるわけではありませんが、ユーザーが検索をかけたときにタイトルと共に目に止まります。meta descriptionにはページの概要として適切で人が見て興味を引くと思われる説明文を書き加えてください。検索順位は変わらなくてもmeta descriptionの中の説明文を良くすることで、検索したユーザーを惹き付けクリック率を高めることができます。

・meta descriptionの中の説明文は、(全角で)パソコンによる検索結果では約120文字、スマホでの検索結果で約50文字のスニペットが表示されます。それ以降は省略されます。
・meta descriptionはページごとにオリジナルな説明文を記入してください。説明文を全ページ同じにしてペナルティを受けたという話を聞いたことがあります。それぞれ異なる説明文を書けないのならmeta descriptionは空けたほうがいいです。なお、meta descriptionが空白の場合は、googleはそのページの中から説明文としてふさわしい部分を抜粋して検索結果に表示してくれますが、必ずしも最適な説明文が表示されるわけではないので、できればmeta descriptionは設定したほうがいいでしょう。

 

見出しタグ

見出しタグとはその名の通り見出しに使うためのタグです。みなさんは記事を読むとき最初に見出しだけ目を通して興味があれば本文を読むという行動を取っていると思いますが、見出しタグを使うことでユーザーと検索エンジンにコンテンツの文章構造を明確に伝えることができます。見出しタグはh1からh6まで設定することができます。h1タグは大見出し、h2タグは中見出し、h3タグは小見出しに使います。h1タグはタイトルに使われることが多いですね。数字が小さい見出しタグほど重要性が大きく文字の見た目も大きくなります。

・h1タグはそのページの主要テーマを記載するタグです。h1タグにはぜひキーワードを入れたほうがいいでしょう。SEOの効果もあります。h2タグ以降も適度にキーワードを入れるといいです(キーワードを詰め込みすぎるとペナルティを受けます)。
・HTML5ではh1タグをページ内に複数設置しても良いと言われていますが、h1タグは原則1ページに1つだけ使ってください。複数使うとh1タグの価値が薄まります。
・h1⇒h2⇒h3⇒h4と数字の順番通りに使ってください。
・h1からh6まで全部使う必要はありません。

一昔前と比べると見出しタグの重要性が落ちています。見出しタグを使ったからといって劇的に順位が上がるということはなく、見出しを正しく使っていないからといって順位が落ちることもありません。見出しタグは使わないよりは使ったほうがマシ程度に思ってください。

 

強調タグ (B)

強調タグには、強めに強調するstrongタグと弱めに強調するemタグがあります。強調タグはSEO効果があります。重要なキーワードに強調タグを使うことで検索エンジンにキーワードの重要性を伝えることができます。プラウザ上はstrongタグで囲ったキーワードは太字で表示され、emタグで囲ったキーワードは斜体で表示されます。strongタグもemタグも乱用すると強調する意味がなくなります。目安としては1ページに1~3つ、ここぞという場面でのみ使ってください。

 

リストタグ

箇条書きをする際は、テキストの先頭に「・」を用いる代わりにリストタグを使うとスマートです。リストタグが使われているテキストは重要だと認識します。

 

外部要因

リンク

今もSEO対策に被リンクは必要なのか?

「今のgoogleはコンテンツさえ充実させれば上位表示されるようになったので被リンクは必要ない」という人もいれば、「コンテンツの充実度が同じなら最後は被リンクで決まる」という人もいます。今もSEO対策に被リンクは必要なのでしょうか。キーワードの難易度によると思います。

難易度が低いキーワードあればキーワードの沿って長文記事を書いて関連ページに発リンクすればそれだけで上位表示されます。少し難易度が高いキーワードになると長文と発リンクに加えて定期更新で順位が上がっていきますが、難易度が高いキーワードはそれだけでは必ず頭打ちになります。ここで被リンクが必要になります。被リンクは新しく付けるよりもすでに付けた被リンクのリンク元ページを更新することが効果的です。それでも順位が頭打ちになった場合は追加で被リンクを付けて定期更新をしていくといいと思います。

※検索結果に表示されているサイトは常に走って競っている状態だと思っています。難易度が低いキーワードで順位を上げることは、例えば1000m先にお年寄りがとぼとぼと歩いているのを走って追うイメージがあります。走り続ければ最後には必ず追い付き追い抜くことができますよね。しかし、難易度が高いキーワードで順位を上げることは、1000m先に走っているマラソン選手を追いかけるようなものだと思っています。いくら走って追いかけても引き離されることは目に見えています。私なら自転車で追うことを考えます。この自転車が被リンクに相当します。

競争が殆ど無いニッチキーワードなら、其のキーワードに沿ってページを作れば被リンク無しでも上位表示できる。つまり内部SEO対策が出来ていれば集客できるという事。しかし、競争があるヘッドキーワードの場合はそうは行かない。内部対策は皆やってるからそこでは差はつかない。被リンクで差がつく

某美容室の検索順位をチェックした時の例ですが、競争が殆ど無いテールキーワードでは3位や2位にランクしていました。しかし、競争がある「地名+キーワード」だと36位。ここから3位以内に上げたいなら「被リンク」が必要になります。「36位-3位=33位」。この33位の差を埋めるのが被リンクです。

リンク元の内部要因

被リンクを効かせるためには運営歴が必要です。運営歴が長いメインからリンクを貼ると強力なSEO効果が認められるのも運営歴があるからです言い換えると新規ドメインを取得後、開設したばかりのサイトから被リンクを付けても目に見えるSEO効果は期待できません。

googleにインデックスさせて被リンクのSEO効果を引き出すためには運営歴が必要になります。

運営歴という観点から現在効果的な被リンク対策を3点紹介します。
・弊社の制作事例ページからリンクを貼る
・ブログの予約投稿機能を使う

「ブログの予約投稿機能を使う」のはどうするか?というと

新規にサイトを作った場合は、SEO効果が出るまで時間がかかるのが欠点ですが、予約投稿機能を活用することで効率よく運営歴を積み上げていくことができます。

予約投稿を使って記事を仕込んでおけば、予約投稿が切れるまで更新について考える必要がなくなります。サイト開設と同時にリンクを入れて予約投稿をしておけば、その後は何もしなくても少しずつに被リンクのSEO効果が高くなっていくので楽です。

おすすめの方法は1か月置きに予約投稿を仕込むことです。予約投稿するときに「月」だけ変えていけばいいので効率が良いです。キリよく覚えやすいように毎年1月に一回その年の予約投稿を仕込む方法が良いでしょう。

人為的にリンクを貼るとGoogleからペナルティを受けるという説について

ペナルティを受ける例はありますが、あなたが取り組もうとしているレベルではペナルティを受けることは基本的にありませんので安心してください。

多数のサイトを運営する際に注意すべきはペナルティの存在です。googleは人工リンクが付いているとペナルティを課すと言われています。そこで被リンクを付ける際はナチュラルリンクを装う必要があります。まず始めに言いたいことはgoogleはたった1つの被リンクだけを見てペナルティを課すわけではありません。googleは多数の被リンクに一定のパターンが認められる場合にペナルティを課します。多数のサテライトブログを運営する場合は、googleからペナルティを受けないように配慮しなければいけません。具体的にどのような被リンクがペナルティを受けるのかということですが、私が10年近くホームページを作り、上位表示させてきた経験から現時点でのノウハウを公開します。

googleはリンクのパターンをドメイン単位やIP単位で見ています。

被リンクを付けた直後に順位が上がるのなら分かりやすいのですが、被リンクの効果が出るのに時間がかかるのなら被リンクのおかげで順位が上がったのかそれとも別の要因で順位が上がったのか分かりにくいという実態があります。

リンクの付け替えはアウト。被リンクが原因のペナルティ最新事情

常に特定のページから特定のページへリンクを付け替えるとペナルティを受けます。なぜならgoogleは過去の発リンクの履歴を参照することで人工リンクを突き止めているからです。例えば、100の関連サイトからAサイトへリンクします。この時点ではセーフです。しかし、その後Aサイトが必要なくなったので、すべての関連サイトからAサイトからBサイトへリンクを付け替えるとペナルティを受けます。

更新ボタンを押すたびにリンク先が変わる被リンク対策を行っているSEO業者もペナルティを受けました。そのつど発リンク先を変えてgoogleの目をごまかそうとしてもgoogleは発リンクの履歴を取っています。発リンクの履歴にパターンが見て取れます。

関連サイトの記事投稿ペースは月1回〜6回程度が理想

記事投稿ペースは最低月1回以上が理想だと思います。月1回なら予約投稿を仕込む際も「月」を変えていけばいいので分かりやすい。

記事を投稿する際に短期間に大量に投稿してはいけません。新規記事は評価が0からスタートするため、ブログ内に大量に新規記事が含まれているとサイトの評価が下がります。被リンクのSEO効果も小さくなります。ある実験で1日10記事づつ投稿したことがあります。最初は記事のタイトルで検索して上位表示されていました。しかし、投稿記事が100記事達したあたりで記事のタイトルで検索しても上位表示されなくなりました。1日10記事づつのペースは速すぎることが分かりました。

※コピー記事を載せたら順位が下がったという話を聞きますが、それではなぜコピー記事が上位表示されているのかという説明が付きません。コピー記事を短期間に大量に投稿したから順位が下がったと考えています。コピー記事は自分で書かなくていいので一気に投稿することができます。それが原因だと思います。

リンクテキストの分散は必要なし

リンクテキストの分散は必要か必要でないか悩んでいたのですが、現時点では必要ないと考えています。その理由は上位表示させる実力があるSEO対策業者の事例を調査してみた結果キーワードリンクだけで被リンクを付けるようにしているサイトの上位表示率が高いからです。100サイト以上の事例をチェックしましたが、ざっと見た感じ8割が1ページ以内にランクインしています。

キーワードリンクをどれだけ付けてGoogleのペナルティを受けて検索結果から消えてしまうか?はサイトの体力で決まります。耐えれるのならキーワードリンクを100本貼っても200本貼っても順位は上がります。耐えれるようにリンクテキストを分散して被リンクを付けるくらいなら、耐え切れない前に被リンクを付けるのをやめるほうが早いです。耐え切れるか飛ぶかは実際に被リンクを付けてみないと分かりませんが。もし飛んだらそのときは被リンクを外すか、リンク先をトップページではなく下層ページに変更してみてください。下層ページにリンクを貼ることをディープリンクと言います。

ディープリンクは効果あり

トップページに被リンクを付け続けて飛んだ場合は、下位ページに被リンクを付け替えると良いです。それで順位が上がることがあります。ただしトップページから常に特定の下位ページに被リンクを付け替えるとペナルティを受けるので、被リンクを付け替える下位ページは分散させてください。下位ページもすべてキーワードリンクを付けるのがもっともSEO効果が高いです。

時間の分散は必要なし

被リンクは一気に付けるのは好ましくない。時間をかけて少しづつ被リンクを付けたほうが良いというウワサがありますが、現時点ではあまり関係ないと思っています。一気に被リンクを付けても内部が強ければ順位は上がるし、少しづつ被リンクを付けても内部が弱ければ順位は落ちます。ただし、少しづつ被リンクを付けている間に内部が強くなることで耐え切れるということはあります。また、被リンクを付けて順位が下がっても、その後内部を強化すれば順位は上がります。

仮設置ホームページの勧め

検索順位はライバルサイトとの比較で決まります。すぐにできるSEO対策はみんなやっているので差が付かない。ライバルサイトを出し抜いて上位表示を実現するためには手間がかかって面倒なことをして差を付けるしかないと思っています。

そこでお勧めしたいのが「仮設置ホームページ」です。仮設置ホームページとはサイト開設の最低限の設定だけしておいて放置しておく状態のホームページのことです。仮設置ホームページを活用すると効率がいいです。運営年数が稼げます。設置が先、中身は後。という順番で進めてください。

 

リンク4つのタイプ

リンクには
・サイト内のドメインと同じ「内部リンク」とサイト内のドメインとは異なる「外部リンク」
・そのページからリンクを発する「発リンク」と他のページからリンクを受ける「被リンク」
があります。これらを掛け合わせることで

1.外部リンク&被リンク
2.内部リンク&被リンク
3.外部リンク&発リンク
4.内部リンク&発リンク
の4つのタイプにリンクを分類することができます。

巷でよく話題に上がる「被リンクが付くと検索順位が上がる」と言われている被リンクは、1.のリンクをさして言われることが多いですが、近年2.3.4.のタイプのリンクの影響力が大きくなっています。ここでは4つのタイプのリンクの特徴とSEO効果について説明します。

1.外部リンク&被リンク

被リンクが多いサイトほど検索順位が上がりやすい。少しでもSEO対策をかじったことがある人にはよく知られている話です。改めてなぜgoogleは被リンクを重視するのか知っていますか。被リンクを重視する発想は論文から来ていると言われています。「よく引用される論文は良い論文」から転じて「よくリンクされているサイトは良いサイト」という風にgoogleは解釈します。事実、被リンクは「この記事は役に立つ」「興味深い話だ」「悲しい」「驚いた」「けしからん!」「このコンテンツは面白い」など心が動いたときに、他の人にも広めるために被リンクは付けられます。被リンクが多いサイトほど世間から注目されているサイトだとgoogleは認識して検索順位が上がりやすくなるんですね。

しかし、昨今では単純に被リンクさえ多ければ必ず検索順位が上がるというわけではありません。面白いことに同じように被リンクを付けても順位が上がるサイトもあれば順位が下がるサイトもあります。この差は内部の差です。内部が強ければ被リンクを付けたら付けただけサクッと順位が上がります。内部が弱いと被リンクを付けて順位が下がることがあります。

被リンクを付けて順位が下がっても被リンクを外す必要はないです。内部を強化すれば順位は上がります。実際にあった事例では、私に依頼されたサイトで1ページの工事中のサイトで圏外、被リンクをつけ終わった直後も圏外のサイトが、その後サイトコンテンツを作り始めて「地域名+キーワード」で3位になったことがあります。以前はサイトコンテンツをしっかり作りこんだあとに被リンクを付けましょうと言っていましたが、被リンクを付けたあとにコンテンツを作り出してもまったく問題ないことが分かりました。

被リンクをたくさん付けるのならドメイン分散・IP分散は必要です

1つ2つ被リンクを付けてもSEO効果はたかが知れているので、検索順位を上げるためにはまとまった数の被リンクを調達する必要がありますが、ここで重要なことはなるべく異なるドメインかつ異なるIPのページから被リンクを受けることです。同一ドメインや同一IPのページから多数被リンクを受けてもSEO効果は薄いんですね。例えば1000ページあるサイトのサイドバーからリンクされた場合、一気に1000リンク得ることができますが、すべて同一ドメインからの被リンクです。人気投票をする際に同じ人から大量に投票されているようなものなので無効にされます。多数の被リンクを付けてSEO効果を得たいのなら、ドメイン分散は必要です。

IP分散については人によって見解が分かれます。IP分散をしたほうがSEO効果が上がるという意見もいれば、しなくてもいいという話も聞きます。私はIP分散もしたほうがいいと思います。私はその昔、すべて別ドメインの同一IPのブログホスティングを100つ運営していたことがありました。ある日、すべてブログがインデックス削除されました。被リンク目的に使う人が多かったため発リンクに一定のパターンができたことが、インデックス削除の原因だと考えました。グーグルはIPを見ていることがよく分かりました。

バックリンクチェックツールでライバルサイトの被リンクを調べる

バックリンクチェックツールを使うことで他サイトがどこから被リンクを受けているのかリンク元ページを調べることができます。リンク元ページを調べることでどのような被リンクがSEO効果が高いのか分析することができます。また、無料ブログから被リンクが付いていれば自分もその無料ブログを開設してサテライトブログとして活用することもできます。バックリンクチェックツールを使ってもすべての被リンクが表示されるわけでもなく、被リンクを付けてもすぐには反映されません。

バックリンクチェックツールはいろいろあるので試してみるといいでしょう。
参考:マイサイト被リンクチェックツール | 被リンクチェックの無料SEOツール hanasakigani.jp
参考:被リンクチェックツール9選 | Core Marketing Blog
参考:【保存版】無料で使える被リンクチェッカー(Backlink Checker)

人工リンクについての私の見解

今は下手な被リンクを付けるとペナルティを受けることもあるので注意が必要です。googleは検索結果の精度をゆがめるという理由から検索順位の操作を目的とした「人工リンク」を嫌っているからです。

※どんな被リンクがペナルティを受けるのかはSEO対策に効くサテライトブログ参照。

「人工リンクは付けるな。人工リンクを付けることはスポーツ選手がドーピングをするようなもの。googleにバレたらペナルティをくらう。」「人工リンクは得られる効果とリスクを天秤にかけたら割に合わない」など世間は人工リンクについての風当たりが強くなっています。SEO対策の本には「サテライトサイトを作ってメインサイトへ被リンクを送ろう。だけどSEO業者から被リンクを買ったらダメ。」などという矛盾したことが書いてあったりします。

私は人工リンクは付けたほうがいいと思う派です。まだまだ人工リンクは割に合います。それにgoogleはなぜ人工リンクにペナルティを課すのかを考えると、外部リンクはSEO効果が高いからに他ならない。

「人工リンク絶対ダメ」という言い分は「ウソは付くな。ウソを付くとバレる」と言っているようなものだと思います。「嘘も方便」ということわざがあります。時にはウソを付いたほうがいい場合もありますし、ウソが必ずバレるわけでもないですよね。

結局、何を持ってペナルティを受けるのかはgoogleのさじ加減一つで決まるため判断が分かれるのだと思います。ペナルティを受けないように巧妙な人工リンクを付けて順位が上がることもあれば、ペナルティを受けないように巧妙な人工リンクを付けたつもりがペナルティを受けることもあります。人工リンクを付けたときはSEO効果があってもその後googleがアルゴリズムを変えることでペナルティの原因になる被リンクに変わることもあります。まれにナチュラルリンクなのにgoogleから人工リンクだとみなされてペナルティを受ける事例もあります。

しかしながら、外部の被リンクが原因によるペナルティはこれ以上厳しくならないと思います。なぜならこれ以上厳しくすると健全に運営しているサイトまで濡れ衣のようにペナルティを受ける可能性があるからです。また、被リンクペナルティが厳しくなると「逆SEO対策」が盛んになります。自分のサイトの順位を上げるよりもライバルサイトの順位を下げることで自分のサイトの順位を上げるほうがやさしいのならみんな逆SEO対策に走りますよね。被リンクペナルティを厳しくすると逆に検索結果の精度が悪くなります。

代わりにペナルティリスクが高くなったのが内部だと思います。ついこの前、発リンクが原因でペナルティを受けたという記事が出ました。今は質が悪い内部リンクがかなり足を引っ張っています。

被リンクは自然に外部から発生する被リンクである「ナチュラルリンク」を受けるのが理想ではあります。ナチュラルリンクだったらまずペナルティは受けません。しかし、ナチュラルリンクも人工リンクも人が作るものです。私は人工リンクであっても上手にナチュラルリンクを装うことを考えます。

ディープリンクの注意点

下位ページに付ける被リンクをディープリンクと言います。いくらトップページを上位表示させたいからといってトップページにばかり被リンクを付け続けても順位が頭打ちになることがあります。そんなときはディープリンクを付けてみてください。ディープリンクを付けることでトップページの順位が上がることがあります。

ディープリンクのもう一つの効用は、下位ページにも被リンクを振り分けることで被リンクが原因によるペナルティリスクを下げることができます。ナチュラルリンクは下位ページ(コンテンツページ)に付いていることが多いので、googleから見てディープリンクはナチュラルリンクに見えます。

被リンクの効果はサイト内を循環している

トップページに「A」で被リンクを付けたところ、「A」について詳しく説明してある下位ページの順位が上がったことがあります。また、下位ページに複合語「A B」で被リンクを付けたところ、トップページのキーワード「A」の順位が上がったことがあります。外部から被リンクの効果は内部リンクを通してサイト内を循環しています。そのキーワードで上位表示するのに一番ふさわしいページが上位表示されるようになります。

被リンクが今もSEO効果がある根拠

「被リンクはもうSEO効果はない」という記事を見かけることがありますが、今もSEO効果はあります。

「18歳未満」で検索すると、yahooのサイトが上位表示されています。しかし、yahooのサイトはどこにも「18歳未満」という言葉は入ってません。これは多くのアダルトサイトが「18歳未満」でyahooへリンクしていることが原因です。昔は「18歳未満」で検索してyahooが1位表示されていました。今は少し順位が落ちているのは、内部の配点が大きくなっているからだと思います。それでも上位表示されています。被リンクが現在もSEO効果があることの証明になっています。

被リンクが効く根拠をもう一つ挙げます。

「デスブログ」でタレントの東原亜希さんのブログがヒットする件について。東原亜希さんがブログで紹介したモノや人に次々と災難が降りかかることから、巷で東原亜希さんのブログは「デスブログ」と呼ばれています、しかし、東原亜希さんのブログにはデスブログという言葉は使われていません。誰かが「デスブログ」で東原亜希さんのブログにリンクしていると思われます。あるいはタイトルタグに「デスブログ」が入っているページからリンクを受けている可能性があります。

被リンクのSEO効果は将来もなくならない理由

コンピューターは絵が実物にどれだけ近いかを評価することができますが、ピカソのような抽象的な絵を評価することはできません。

同じようにgoogleはwebページだけを見てどれだけ優れているか人と同じように判断することはできません。googleはテキスト量やキーワードの出現率、共起語の含有率、更新履歴などを数値化して評価することはできますが、それらの指標には当てはまらない魅力的なコンテンツを評価することができません。

そのためgoogleは被リンクを評価に加えています。注目に値するwebページはリンクして紹介されるからです。すなわち被リンクが多いwebページは人が見て素晴らしいコンテンツであることの証明になります。だからgoogleが将来被リンクを評価から外すことは考えられないんですね。

googleの被リンクについての公式見解

グーグルのジョン・ミューラー氏が被リンクについて回答しました。

バックリンクはゼロだけれど、すばらしいユーザー体験を提供しているサイトが検索1位を取ることは可能ですか?

理論的には可能だが、実際にはおそらくかなり難しいだろう。特に競争が激しい環境で、みんなに勧められるようなすばらしいコンテンツを多くの人がすでに提供しているのならば、なおさらだ。可能だが簡単ではないだろう。
引用元:被リンクなしで検索結果1位を取ることは可能か? | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum

私の公式見解では、難易度が低いキーワードなら被リンクがなくても上位表示は可能だと思います。しかし、ある程度難易度が高いキーワードになると被リンクなしでは上位表示は不可能だと思います。

2.内部リンク&被リンク

たった1ページのペラページでは順位は上がらない。だからといってページ数は多ければ多いほど良いと思っていませんか。今はアルゴリズムが変わっています。ページ数を増やしたからといって必ずしもプラスになるわけではないんですね。やたらページ数が多いサイトよりも1つ1つのページを作りこんでいるサイトがgoogleで評価されるようになっています。

(ここではトップページが上位表示したいページで、サイト内のすべてのページからトップページに内部リンクしているという前提で話をします。)

ページ数を増やせば増やすほどgoogleの評価が厳しくなります。分かりやすく説明すると、例えば「10ページしかないサイトだったら1ページ当たり100字書けば評価しますよ。だけど100ページあるサイトは1ページ当たり1000字書かないと評価しませんよ。」という具合です。ページ数を増やすのならコンテンツの質が伴わなければプラスに働かないと考えています。サイト内に低品質なページがたくさん含まれているとそれが足かせになって順位が上がらず逆に順位が下がることもあります。現実にページ数の多いサイトほどgoogleから「価値のないコンテンツ」と言われてペナルティを受けることがあります。何が価値のないコンテンツなのか定義がよくわかりませんが、ただ一つだけ言えることはページ数を増やせば増やすほど「価値のないコンテンツ」のペナルティを受けやすい。ページ数が多いサイトほどgoogleのチェックが厳しい。

対策はキーワードに沿った関連性が高い記事を書くのはもちろん、テキスト量が少ないページはテキスト量を増やしたり、時間が経ったら更新することが有効です(詳しいことはSEO対策に効くライティング参照)。また、関連性が低いページからは直接リンクせずにワンクッションおいてリンクします。

例えば、トップページを「SEO対策」で上位表示したい。内部ページAは「SEO対策の基本」 、内部ページBは「吉野家の牛丼はうまい」という記事があるとします。ページB⇒ページA⇒トップページの順番で内部リンクします。SEO対策とは無関係のページBからトップページへ直接リンクしないことがポイントです。

しかし、通常トップページはサイト内のすべてのページから内部リンクを受けています。ワンクッションおいて内部リンクをするのは難しいですね。ページ数が多くテーマが多岐にわたるサイトは下位ページを上位表示するように仕向けるほうがいいでしょう。

総合サイト VS 専門サイト どっちが強い?

「基礎化粧品の専門サイト」と「美容総合サイトの中の基礎化粧品のページ」が「基礎化粧品」で上位表示を競ったらどちらが勝つか考えたことがあります。まあ、結論はケースバイケースだと思いますが、「基礎化粧品」に関するコンテンツの充実度が互角で、外部の被リンクのSEO効果も同じだったら「美容総合サイトの中の基礎化粧品のページ」のほうが勝つと思います。なぜなら「基礎化粧品」以外の他のページからの評価も加わるからです。すなわち上位表示するのに時間対効果が高いのが専門サイトで時間はかかっても最終的により上位表示されるのが総合サイトの下位ページだと考えています。やっぱりコンテンツが充実している総合サイトの下位ページは強いです。

もう一例挙げます。2016年5月21日現在「SEO対策」で10位のこちらのFC2のページ⇒SEO対策とは?。「SEO対策」で1ページ目に表示されているページの中でこのページだけ違和感を感じます。長らく更新されていないのになんでこんなに順位が高いのか。よく見てください。「SEO対策」以外のコンテンツも幅広く取り扱っています。「SEO対策」以外のコンテンツからの評価も加わっているので「SEO対策」で上位表示されていると推測しました。逆に「SEO対策」以外のコンテンツも幅広く取り扱っているため専門性が薄れてしまい「SEO対策」で上位表示しにくくなるケースありますが、内部リンクの流し方次第だと思います。

内部リンクの流し方次第とはどういうことかというと

例えばサイト内に
・パソコンの使い方に関するページ
・SEO対策に関するページA
・SEO対策に関するページB
があるとしたら

「パソコンの使い方に関するページ」⇒「SEO対策に関するページA」⇒「SEO対策に関するページB」でリンクすると「SEO対策に関するページB」が「SEO対策」で上位表示しやすくなると考えています。「パソコンの使い方に関するページ」から「SEO対策に関するページB」に直接リンクしないことがコツです。改めて「SEO対策」で10位のFC2のページを見てみましょう。ブログ内のすべてのページから内部リンクを受けているわけではありません。ワンクッションおいて内部リンクされています。もしすべてのページから内部リンクを受けていたらこの順位には来なかったと思います。

しかし、私は「SEO対策」でこのページを上位表示させたいと思っていますが、そのために今から「ブログの作り方」や「アクセス解析の使い方」など「SEO対策」とは関係ないページを作ろうとは思いませんね。「SEO対策」とは関係ないページを作る時間があるのならその時間でよりSEO対策についてより広く深く掘り下げたコンテンツを作ることに時間をかけます。専門分野に特化することでも上位表示は可能だからです。

ページ数を増やすと必ず低品質なページが出てくる理由

私はページ数を増やし続けるとトップページは低品質なページから内部リンクを受けることになるから順位が上がっていかないと考えています。それでは低品質なページとは何か。私は短文記事や更新しないページが低品質なページだと思っています。逆から言うと長文記事や更新するページは高品質なページですが、高品質なページばかりでもページ数を増やすと必ず低品質なページが出てくると思っています。

例えば、「SEO対策」で順位を上げたいサイトがある。ただし、下位ページは2ページしか作ってはいけないとする。どういうページを作るか。私なら「内部SEO対策」と「外部SEO対策」についてのページを作ります。「SEO対策」ととても関連性が高いページですね。もう少しページ数を増やしてもいいのなら、「タイトルタグ」「共起語」「更新」について詳しく説明したページを作ると思います。これもSEO対策と関連性が高い。しかし、ページ数を増やし続けるとだんだんネタがなくなっていきます。そのうち「SEO対策とリスティング比較」というページを作るかもしれない。リスティングはSEO対策ではないのでテーマから離れています。さらにページ数を増やし続けるとネタがないので「SEO業者になるまでの僕の人生」なんていうページを作るかもしれない。ここまでくるとSEO対策とは関係ありません。

すなわちページ数を増やし続けると必然的に関連性が低いページが作られることになるので、トップページの順位が上がっていかなくなると考えています。

トップページを上位表示させるには

トップページを上位表示させたい場合はどうすればいいか。下位ページはgoogleの評価が高いページで固めます。googleの評価が高いページとは関連性が高く長文記事でかつ定期更新するページのことです。ページ数は増やしてもいいですが。ページ数を増やすことでgoogleの評価が高いページを満たせなければ、ページ数は少ないほうがいいです。一般的にトップページは下位ページのリンク集のようなページでテキスト量が少ないことが多いですが、トップページのテキスト量を増やせばトップページの上位表示は可能だと思います。

孤立したページやトップから遠いページを作らない

注意点です。「孤立したページ(誘導ページ)」を作らないでください。孤立したページとはまったく内部リンクを受けていないページです。孤立したページから内部リンクを受けるとマイナスです。必ずサイト内の別のページから内部リンクを付けてください。

※2014年5月頃にリブセンスという会社が運営する求人サイト「ジョブセンス」が大幅に順位が下がって話題になりました。ジョブセンスの順位が大きく下がった原因は「パンダアップデートが原因だ」「ペンギンアップデートが原因だ」と言われていましたが違うと思います。ジョブセンスは終了した求人のページを残していました。孤立したページを残していたことが原因だと思います。

孤立したページと似ていますが「トップページからの距離」も重要です。トップページからの距離とはトップページから目的のページまで何回クリックしてたどり着けるかです。クリックする回数が多いサイトはSEO的にマイナスです。トップページから2~3クリックですべてのページにたどり着けるのが理想です。しかしながら、ブログは投稿するたびに既存の記事は奥へ追いやられます。記事数が多くなればなるほど古い記事はトップページから距離が遠くなってしまいます。解決策はアーカイブを設置してください。アーカイブをサイドバーに表示させておけば古い記事でも数クリックでたどり着けます。ここは重要です。

トップページからの距離が遠くなるとマイナスになるのなら、ページ数が増えてもトップページからすべてワンクリックですべてのページにたどり着けるように1ページ当たりの表示件数を増やせばいいのではないかと考えたことがあります。しかし、このやり方は記事タイトルに必ずキーワードが入っていると、キーワード過剰になって順位が下がることが分かりました。

実際に経験しました。
・トップページを「SEO対策」で上位表示させたい。
・記事タイトルには必ず「SEO対策」を入れて100記事投稿。
・1ページ当たりの表示件数を100に設定
でトップページが飛びました。

キーワードを含めて発リンクすることは効果的ですが、やりすぎると逆効果になります。

ディープトップページは当たらずと言えども遠からず

その昔、私は「ディープトップページ」という概念を提唱しました。下位ページをトップページのように見せて下位ページに被リンクを付けて下位ページを上位表示させようという方法論です。
なぜこの考えに至ったかというと、さまざまなキーワードで検索をかけてみるとトップページが上位表示されているサイトもあれば下位ページが上位表示されているサイトもあります。トップページが上位表示されているサイトはトップにたくさんの被リンクが付いていることが多く、下位ページが表示されているサイトには下位ページはほとんど被リンクが付いていないことに気づきました。ということは、下位ページにたくさん被リンクを付ければ有利ですよね。さらに下位ページをトップページのように見せることを考えました。この方法論を私は「ディープトップページ」と名付けました。

現在ではパンくずリストなどを使って関連性が高い内部リンクの効果が集中している下位ページが上位表示されやすいことが分かりました。ディープトップページという考え方は半分正解でした。

内部リンクの合成理論

名前は忘れましたが昔、武器を合成して強くするフリーゲームで遊んだことがあります。「弱い武器」同士を合成すると「少し強い武器」が出来上がります。しかし「強い武器」と「弱い武器」を合成すると「少し強い武器」が出来上がるんですね。どうすれば「より強い武器」を合成することができるのか。「弱い武器」を4つ入手したら2組みで合成させて「少し強い武器」を2つ作ります。「少し強い武器」同士で合成させると「強い武器」になります。こういうやり方で「強い武器」をもう1つ作って、「強い武器」同士で合成すると「より強い武器」が出来上がります。

これってそのまま内部リンクに当てはまるような気がします。例えば、100ページから直接上位表示を狙うページへリンクするよりも、100ページを10ページと90ページに分けて、90ページから10ページへリンクして、10ページから上位表示を狙うページへリンクするほうが効果的ではないかと。直接リンクするのではなくワンクッション挟んでリンクしていくのがポイントです。私はこのリンクビルディングを「内部リンクの合成理論」と名付けました。

その昔、効果的な被リンクの付け方に「ワンクッションリンク」とか「ピラミッドリンク」というリンクの仕方が流行ったことがあります。上位表示を狙っているページにリンクしているページに被リンクを付けるという手法ですが、内部リンクにこそワンクッションリンクが効果的です。内部リンクの合成理論はパンくずリストやタグ、カテゴリーを活用することで実現できます。順位が伸び悩んだら内部リンクの合成理論をぜひ実践してみてください。

3.外部リンク&発リンク

発リンクすることはSEO効果があることはご存知ですか。自分の記事を補強するようなページやさらに一歩進んだ内容を持つページ、あるいは異なる見解を持つページへ発リンクすることは、コンテンツに広がりを持たせることになるためユーザーにとって利益になります。そのためそれらのページへ発リンクすることは自ページのランキングを押し上げる効果があります。発リンクは付けた直後はすぐには効きません。1か月ほどしてジワジワ効いてきます。

参考:他サイトにリンクで、なんと自サイト順位上昇/実験で発リンク効果証明、米研究チーム

もっと露骨にSEOの効果を狙って発リンクすることを考えると、上位表示したいキーワードですでに上位表示しているページに発リンクすると加点が大きいと感じています。特に自ページと関連性が高いyoutube動画をwebページに埋め込むとSEO効果が高いと感じています。

自サイト内のどのページから発リンクしてもSEO効果はありますが、特に上位表示したいページから発リンクするとSEO効果が高いです。ページごとに発リンク先を変えるとSEO効果が高まります。発リンク先は同じドメインであってもそのつど別のページに発リンクするのならSEO効果があります。

発リンクすると他サイトへアクセスが流れますが、自サイトに魅力があればユーザーは必ず戻って来るので気にする必要はないと思います。発リンクしたほうが順位が上がるのでガンガン発リンクしたほうがいいですね。発リンクにnofollow入れたほうがいいのかという質問を受けたことがありますが、発リンクにnofollowは入れないほうがいいと思います。nofollowを入れるということはリンク先を信用していないことになるので、発リンクのseo効果はなくなると思っています。

SEO効果を狙った発リンクのテクニック

小手先のSEO対策の話になりますが、例えば「札幌 歯科」でトップページを上げたい場合
・札幌市役所のサイト
・札幌市中央区のサイト
・日本歯科医師会のサイト
・歯科のWikipediaサイト
にトップページから発リンクするのがSEO効果が高いと感じています。関連性があってgoogleの評価が高いサイトですが、自サイトとは関係ないリンクなのでフッターから発リンクすると良いかもしれません。

同じURLに何回も発リンクしてもSEO効果はありませんが、同じドメイン内の異なるURLにいくつも発リンクすることはSEO効果がある(やりすぎると逆効果になります)と思っています。先ほどyoutube動画をwebページに埋め込むとSEO効果が高いと言いましたが、それぞれ異なるyou tubeの埋め込み動画を掲載するとさらにSEO効果が高くなります。

発リンクに関する昔話

その昔、googleのサイトへ発リンクしているサイトをいくつか見かけたことがあります。そのときはなぜ発リンクしているのか疑問に思っていました。googleへ発リンクしているサイトは被リンクが少ない割には順位が高かったという記憶があります。また、被リンクを付けていない開設して間もないときサイト内のページの中でリンク集のページが上位表示されていた経験があります。

これらのことを踏まえるとgoogleは外部へ発リンクすることを評価していることが分かります。「発リンクするとリンクジュースが他サイトへ流れるのでなるべく発リンクは惜しんだほうが良い」というウワサがありますが、事実とは正反対なんですね。このウワサを信じてある日相互リンクをバッサリ切って上位表示を維持しているサイトを見たことがありません。

4.内部リンク&発リンク

小規模サイトはサイドバーやフッターからすべてのページへリンクすると良いです。すべてのページからすべてのページへ満遍なくリンクすることは強力な内部対策になります。これを異なるドメイン間でやるとリンクファームといってペナルティを受けます。SEO効果が高いからgoogleはペナルティを課すと読み取れるわけですが、内部リンクを張り巡らせるだけなら効果は高いままでセーフです。

しかし、ページ数が多い大規模サイトが満遍なくリンクしたらページ内が発リンクだらけになります。発リンクだらけという状態も順位が上がっていかないんですね。そこで大規模サイトは「内部リンク&被リンク」の項目で説明したパンくずリストを使って下位ページを上位表示させるやり方が有効です。

内部リンクはキーワードを含めて発リンクすると効果抜群です。しかし、やりすぎると逆効果になります。例えば、全国の賃貸物件を扱うサイトのサイドバーから全国都道府県の賃貸物件の紹介ページに発リンクする際に「東京の賃貸物件」「大阪の賃貸物件」「長崎の賃貸物件」で発リンクすると、「賃貸物件」を含んだ発リンクが多くなりすぎます(都道府県は全部で47あるので47つの「賃貸物件」を含んだ発リンクをすることになります)。この場合は都道府県名だけで発リンクするのが正解になります。キーワードを含んだ発リンク数はどれくらい許容されるのかはケースバイケースだと思いますが、目安としてはキーワードを含んだ発リンクは1ページ当たり10リンク以内だったらセーフだと思います。

内部リンクの一種に「目次(ページ内ジャンプ)」があります。目次とはリンクをクリックすると同じページ内の別の場所に移動するリンクです。目次もSEO効果があります。目次のアンカーテキストにキーワードを含めることがポイントです。これもやりすぎると逆効果になります。ただ、目次は付けても付けなくても使い勝手は変わらないと思っています。目次を付けると記事を追加したときに目次も追加しないといけないので手間が増えるのが欠点です。もしSEO対策に効果的でなかったら目次は付けないですね。

発リンクの注意点

・googleは発リンクとテキスト量のバランスを見ています。発リンクするとリンク元の評価も上がりますが、だからといって発リンクだらけのページは上位表示されません。逆にテキスト量が多い割にはまったく発リンクがないページも上位表示されません。長文記事の中から要所要所で発リンクすることがSEO効果を高めるコツです。
・キーワードを含んだ発リンクは効果的ですが、やりすぎると逆効果になります。
・リンク切れは修正してください。リンク切れを放置したままにしておくとそのページの評価ひいてはサイト全体の評価が下がります。

その他リンクに関するウンチク

リンクと関連性

「関連性がある被リンクはSEO効果が高い」という話を聞いたことはありませんか。確かにそれは正しいのですが外部リンク&被リンクはまったく関連性がないリンクでもSEO効果があります。それ以外のリンクはまったく関連性がないと逆効果になります。

関連性があるリンクとは
・リンク元ページとリンク先ページが同じテーマまたは類似テーマ
・キーワードを含んでリンクを受ける
・キーワードを含んでリンクする
などです。

リーズナブルサーファー・モデル

同じページから発するリンクでもリンクの掲載位置によって被リンクのSEO効果が違ってきます。ヘッダーややサイトバー、フッターから貼られたリンクよりも記事の中から貼られたリンクのほうがSEO効果が高くなります。また、アンカーテキストのフォントサイズが大きいほうが加点も大きい。このことをリーズナブルサーファー・モデルと言います。